本当に最後の親孝行

本当に最後の親孝行

iei
父が死んで4年になります。色々とありましたが、遺影を私が作って満足のいくその仕上がりに、最後の最後に親孝行ができた、と今でも思っています。この心の充足感は、何物にも代えがたいものです。
どうしても嫌だったのです。よく式場で見るのです。無理やり切り抜いたり、下手な合成で黒い着物を着せられたり、間に合わずにピンボケの写真が引き伸ばされたりした遺影たちを……。

あらかじめ用意することなどありませんでしたので、家族の手元にも、まともな写真がありませんでした。そこで、元気だったころので、いちばん最近の写真を洗い出し、正面を向いているけども小さい写真と、スナップ写真だけども顔のパーツがはっきりしている写真を合成し、更に背景を爽やかな緑にして仕上げました。

遺影で記憶が固定化されることもあります。妥協してはいけません。

(合成、レタッチによる遺影制作を承ります。メニュー「レタッチ」→「理想の遺影」の下にございます、コメントからお問い合わせください)