日月四季山水図の波動
正に波動なのである。絵柄もそうだが、この作品に関わってからと言うもの、ご縁の波動が止まらない。人を動かさないではいられないうねりが、ご縁となって数珠つなぎとなっている。
このイベントも、ホントそんな感じであれよあれよと流されて、サキタハヂメさんのところに流れ着いた。もともとは、mbsの村田元さんのご縁で関西の情報番組「ちちんぷいぷい」で賞道が紹介されたのがきっかけ。同じ「ちちんぷいぷい」の番組内で、賞道の後にサキタハヂメさんが登場したのだが、そうだとしても、2人が結びつくはずもなかった。たまたま、復元した例として日月山水図屏風がスタジオモニターに小さく表示(画面右上)され、サキタさんが毎年開いていた「奥河内音絵巻」のテーマで今度は日月山水図屏風を取り上げようとしていたため、その偶然に驚いて飛びついてくれたのだ。
こんなご縁てあるだろうか。今年の「奥河内音絵巻vol.6」は国宝「日月四季山水図屏風」(最近は四季がつくらしい)の絵の中に入り込む、幻想的なイベント。光切り絵作家の酒井敦美さんが、所蔵する金剛寺のお膝元、河内長野のラブリーホールを煌めく幻想の世界へ誘うという。で、私の「原色復元・日月四季山水図屏風」は、印象的な場所に、会のシンボルとして使われる…はず。
日にちは9月12日(土)と13(日)の2日間。音楽や踊りもあるイベントなのだが、展覧会のように、会場をゆったりとめぐる構成になっており、いつ訪れても大丈夫。(そのプレイベントとして、「国宝(日月四季山水図)をべたべた触ろう!」が、8月23日(日)に開催されます。小学生とその親対象で先着50名。もちろん、べたべた触る前にはしっかりとコロナ対策を行い、万全を期します。立ったり座ったり巡ったり。主に視線でべたべた触るという感じです。こちらにも是非お越し下さい!)
いやあ、ホントに凄いご縁の波動。実は、これくらいのご縁がもっとあって、それはそれで凄いことになりそうなのだか、うまく結実としてもかなり先の話。成功が見えてきたら、ご披露しようと思う。