賞道のこころ、テスト版
あまりにばたばたして、1ヶ月前のこともなかなかアップできませんでした。
去年は「賞道のいろは」などはやっておりましたが、「賞道のすすめ」はお休みして、クラウドファンディングを挑戦してみたり、関西での活動を展開したりしておりました。
「賞道のすすめ」を控えていたのはあともう一つ理由がありました。どうしてもこのタイミングで、「賞道」というものをもっと深く捉え、完成とまでは行かないまでも、もうちょっと考え方というか生活態度として体系化したいと思っていたからです。
それを私は「賞道のこころ」として4回シリーズとしてまとめ、ちょっとテスト版を実施しておりました。
いわば、賞道の上級編です。なので「賞道のすすめ」を受講いただき、賞道がなんであるかが分かっている方、その後私と親しくしてただいて、賞道を支えて下さっている方々にモニターになっていただきました。このシリーズは、基本私の話だけなので、賞道に共鳴していただいている方でないと、怖かった面もあります…。
反省点も多いですが、成果は非常にあったと思います。手応えがありました。
やってみて、この「賞道のこころ」は大学でいう一般教養だな、ということでした。(これも、モニターからのご意見です)
これを受けた上で、あなたは賞道の何を専攻しますか?ということになりそうです。
1.「色即是空の”色”」色、宇宙観(個の広さの認識)
2.「外の移ろい 内の移ろい」無常、風化(個の深さの認識)
3. 「月陰の民の役割」二重構造、階層(個と外との認識)
4. 「言語としての日本美術」表徴、見立て(外へのはたらきかけ)
どうでしょう、この内容。
分からないですよね、これだけでは。
でもこれを受けていただくと、日本美術が、現在解釈されている美術とは全く違う機能で、各時代を彩っていたことが分かると思います。
もっとブラッシュアップして、近々、本格的に始動したいと思います。
「賞道のすすめ」を受講されたかたを中心にご案内をいたしますので、もしもっと賞道を知りたい方は、参加してみて下さいね。
よろしくお願い致します。