「賞道のすすめ」”屏風”も盛り上がりました!

「賞道のすすめ」”屏風”も盛り上がりました!

日月白井4巡
ご覧ください。こんな感じでやってります「賞道のすすめ」。
もうホント、屏風に埋もれております。この原寸大の面白さ、体感してみないと分かりません。
FBなどで皆様を何度もお誘いするのも、とにかく参加していただいて、体ごと作品にぶつかっていかないと、本当の日本美術の面白さが分からないからです。
しかも分かる面白さは実に単純。サロンでは「迫力がある!」「こっちの方がきれい!」というような感想が飛び交います。そう、「このタッチが永徳らしい」とか、「この表現がわびさびの萌芽である」なんて小難しいことは、いっさいないのです。
さすが皆さんだんだんと美術への働きかけ方が分かってきていて、自分から立てまわしたり、下から覗いたり……。
反対に私も驚くような見解をお話しして下さいます。これが本当に楽しい。

日月スナップ山田
もうとにかく毎回毎回全力投球です。
今回なんか、皆様の前で踊ったんですから!(^_^;)
超音波の波形のような山並みと、渦巻きすぎる水の表現が素晴らしい日月山水図屏風。その躍動感を分かりやすく伝えようと、
「このグルーブ感は、こうなのです!」
と場内に流した曲は、キャロル・キングの「I feel the earth move」
…で、腰を振って見せたわけでして、もうこっちも必死です。

でも、「ここまで感性を解放して楽しみましょうよ」というメッセージは確実に伝わったようです。
だって、表現は違っていたとしても、室町時代に山奥に住んでいた名もなき僧侶と、現代の女性シンガーのグルーブ感が共通してたなんて、こんな想像、楽し過ぎるではないですか。

お菓子土田1
しかし、皆様を焚きつけるだけではいけません。
ご好評いただいている抹茶とお菓子は、やはりしっとりと。
今回のお菓子はオリジナルではないのですが、いつもの京都・末富より、春や桜にちなんだお菓子を数種類ご用意。
色々とお菓子の花が咲きほこり、これまた豊かな時間が流れました。

次回は4月26日(火)同じく神楽サロンにて。テーマは「掛け軸」です。
実は、このテーマは初めてで、ちょっとどきどきしています。でも、きっと次回もすごいことになりますよ~
参加してみたい方はこちらからどうぞ。
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