色あせた日本美術や白黒写真画像&映像をキレイにしたり、加工したり、カラー化したり。レタッチ技術で、ライフスタイルをもっと楽しく、美しく。

大阪鑑賞会の成功を噛みしめる間もなく東京へトンボ帰りで、翌日朝から日中友好会館にて、香港澳門(マカオ)の高校生を目の前に、お話をして参りました。





今回は中国語の通訳が入るので、実質40分くらいのお話ができません。
なので、旅行日程にありました東大寺大仏殿のお話と、キラキラ綺麗な着物のお話だけにしました。





と言っても、彼らはわびさびを知らないでしょうし、金ピカの仏像に慣れてるとなると、話し方も変わってきます。
なので、日本人は無理に新しい色合い維持するのではなく、経年変化で時の移ろいの様を味わうことを大切にしていたとお話ししました。




その一方でわびさびを単に「渋い」「枯れている」という解釈だけで誤解している日本人も多く、大陸から伝わった色鮮やかな文化とつながりを忘れている人も少なくありません。
「今の日本人には、ド派手な色だった事実を知ってほしいですし、皆さんには、根源は同じでも別の価値観が存在している事実を知ってほしい」と、昨今の対立傾向にある世界情勢を匂わせつつお話ししました。





参加した高校生は200名ほどですが、同じ学校の生徒たちではなく、それぞれが各学校を代表して来日した優等生ばかりです。
なので、来日したての朝早くにもかかわらず、眠っている人がいません。皆さん、真剣に耳を傾けて下さいました。





質疑応答の時間では、予定時間いっぱいまでたくさん質問をもらいました。中でも将来を心配する高校生らしい質問で「どうして今の職業を選んだのですか?」というのがありました。
「私は、選んだのではなく、導かれるまま、今の仕事をしています。私の仕事『デジタル復元師』は、私が作りました。好きを諦めず貫くと、それが自然と職業になりました。なので皆さんも『今好きなこと』を大切にして下さい」
と、答えたのでした。





これが特に良かったようです。
無事全日程を終えて一団は帰国したのですが、担当者のメールには、
「今回のご講演は、これまで多数の団についている随行通訳からも、とても良い内容だったというコメントがありました。」
これは嬉しい。頑張った甲斐がありました。

下の写真は、香港の団長と澳門の団長(それぞれどちらかの校長先生でした)からいただいた記念品です。
とくに香港の記念品は、見た目がゴージャス。でも、これなんでしょう?ペーパーウェイト?
こんな感じ記念品、確かバブルの時の日本でもありました。そんなところから、却って中国の勢いを感じたのでした。





こんな風にして、日本人ではない方々への「show-do」のノウハウも蓄積しております。
来たるオリンピック、パラリンピックの2020に向けての準備も着々ということではないでしょうか。





その前にまずは更なる準備の2018ですね。
今年は無我夢中だった段階から、サポートしてくれる方々の輪が広がって、ちょっとだけ周りの様子が見られるようになりました。
これからも賞道、高めて参りますので、応援のほどよろしくお願い申し上げます。




恐らく、これが今年最後のブログになるかも知れません。
皆さま、どうぞよいお年をお迎えください。