色あせた日本美術や白黒写真画像&映像をキレイにしたり、加工したり、カラー化したり。レタッチ技術で、ライフスタイルをもっと楽しく、美しく。

私が日本美術のデジタル復元を始めたのは、今から23年前の1994年。まだ大日本印刷に入って4年目でした。印刷のレタッチ技術を利用すれば、白黒写真や色あせた絵画を色鮮やかに復活させることができる、という発想から始まりました。




 その最初の手がけた作品が、今回の作品の「花下遊楽図屏風(かかゆうらくずびょうぶ)」です。約四半世紀の研究がいよいよ最終段階に入るということになります。





 初めに行った復元が、関東大震災で失われた部分の復元です。(右隻・向かってみ右の屏風の中央部分が焼失)これで、屏風絵の全体像がわかりました。桃山時代の豪華絢爛たる花の宴「醍醐の花見」が描かれていました。




 そして今回は、花の宴を「描かれた当時の色に復元する」という作業を行います。
 すでに復元した屏風は、「現在伝わっていたらこんな姿」という状態です。つまり、年月を経て汚れています。それでは、桃山時代の豪華絢爛たる宴の風景が十分に伝わってきません。
 豪壮でド派手で有名な桃山文化。そのトップにいた豊臣秀吉が晩年贅を尽くした「醍醐の花見」は、どのくらいきらびやかだったのでしょうか。そこで屏風を「描かれた当時の色彩」にデジタル復元し、そのキラキラ世界を堪能したいと思っています。




 私の「花下遊楽図屏風」と歩んできたデジタル復元の約四半世紀の集大成となる今回のプロジェクトをぜひ実現させたく、初めてクラウド・ファンディングに挑戦します。
 2月23日に公開されましたレディーフォー「幻の屏風を復元!きらびやかな『醍醐の花見』を体感してほしい!」(リンクはっております)のというプロジェクトをご覧いただき、よろしければ応援していただけれたら幸いです。




 ずっと思っていた夢を実現させたい!ぜひともご協力をお願い申し上げます。