色あせた日本美術や白黒写真画像&映像をキレイにしたり、加工したり、カラー化したり。レタッチ技術で、ライフスタイルをもっと楽しく、美しく。

毎回好評をいただいております「国宝をべたべた触ろう」は、今回で3回目。”part3″は「年中行事絵巻 祇園御霊会(ぎおんごりょうえ)」を取り上げます。祇園御霊会は今の「祇園祭」。平安時代に始まった当初の姿が描かれた貴重な作品です。




でも、そんな歴史を追うような固い講座をしていては「べたべた」ではありません。もちろん軽く歴史にもふれますが、それは「賞道のすすめ」の方で十分致しましたので、「体感!楽しい!」に徹したいと思います。
なので、「賞道で”年中”は見たからもういいや」は絶対損しますよ~!(^^)!




今回こだわるのは「庶民のどっこいエネルギー」!
もともと、この祇園祭は、民衆の祭りなのをご存知でしたか?そう、庶民が主役なので、祭りの熱気は当時からすごいものです。


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そのエネルギーがどうのように発展してきたかを、楽しくたどります。
時代がだいぶ下がって江戸時代になると、その民衆エネルギーが爆発したのはもちろん「歌舞伎」です。役者なんかは、もう当時のアイドルです。
その歌舞伎役者の姿を大きく描いてセンセーショナルなデビューを飾ったのが、言わずもがな東洲斎写楽。




その写楽の作品の中でも、その存在が知られていながら現在に伝わっていない作品があります。「不破伴左衛門(ふわばんざえもん)の女房関の戸」です。
その奇跡の復元浮世絵も今回公開いたします!
デジタルで復元した詳細画を、本物の彫師、摺師にお願いして仕上げた、「本物の浮世絵」です。どうぞお楽しみに!


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話がちょっと前後しますが、年中行事絵巻をひも解いて開いていくと、まず登場するのが田楽の踊り子たち。
巻頭をかざる風景は非常に大切です。見る人をその世界に引き込めるかは、その描写にかかっています。さて、この絵巻のではどんな工夫がされているでしょうか。
実際にくるくるして、確かめてみましょう。




そして田楽はその名の通り、田んぼでの作業のさ中に演奏されました。つまり民衆のエネルギーがあふれる舞踊です。
実際にはどんな舞踊なのか、伝統のパフォーマンスをご披露します。
ご披露するのは… なんと、私。今、一所懸命練習しています(^^ゞ
先日、「びんざさら」(田楽ならではの楽器です)をゲット。マイびんさざらで、さて、どうなりますことやら……。


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「田楽」は料理名としても有名ですよね。
「向源スピンオフ企画」として緑泉寺で行うからには、「闇ごはん」で有名な料理僧・青江覚峰さんのご協力を得ないわけにはまいりません。
素朴な味わいの田楽をご用意いただき、味覚からも民衆エネルギー「体感」をしていただきます。そのとき青江さんから、料理としての「田楽」の発展の歴史にも触れると思いますので、目からウロコの体験がホント目白押しです。




12月に入り、寒さが本格化していく時期ですが、緑泉寺を後にするときには、民衆エネルギーを体感して、体があったまっているかもしれません。




特に今回登場する浮世絵は、「体感」という意味ではあまりダイナミックな展開がありませんので、「賞道」で取り上げる機会は少ないと思います。
ぜひこの機会をお見逃しなく。




皆様のお越しをお待ちしております。
お申し込みは、専用フォームよりどうぞ。
「国宝をべたべた触ろう psrt3」応募フォーム
もしくは、小林泰三へのメールやメッセージでも結構ですし、携帯番号をご存じであればショートメールでも大丈夫です。
お気軽にお問合せ下さい。

「国宝をべたべた触ろう part3」@緑泉寺(東京都台東区西浅草1−8−5)
12月4日(日)19:00~20:30(開場18:30)※終了時間は予定で、多少長引く場合もございます。
参加費:3500円(当日現地でのお支払い)