色あせた日本美術や白黒写真画像&映像をキレイにしたり、加工したり、カラー化したり。レタッチ技術で、ライフスタイルをもっと楽しく、美しく。

スーパームーンも輝く芸術の秋、淀の着物を持って高崎へ。11月8日(火)、名門の群馬県立高崎女子高等学校での講演でした。




これも、SNSのご縁ですね。
講演の依頼をしてきたのは、大学時代に在籍した美術部の後輩です。お嬢さんが、この高校に通っていて、彼はPTAの副会長をしていたのです。その彼がfacebookでつながっている私に連絡をしてくれたわけです。




でも、その前にもう一つあったのです。
じつは、高崎出身で、私の最初の著作「日本の国宝、最初はこんな色だった」に共鳴して連絡をくださった音曲師・柳家紫文(やなぎやしもん)師匠と私が、facebookでつながっていたことから始まっているのです。
すでに高崎つながりで紫文師匠とFBで友達になっていた彼が、紫文師匠のお友達の中に私の名前を発見、私にお友達申請をしてつながった……という巡りあわせ。




ホント不思議。
というのも、申し訳なかったのですが、正直私はその後輩を覚えていなかった……。なので、もともとは彼とはつながりようもなかったのです。(実際に会ったときに、大学時代のアルバムを持ってきてくれ、確実に後輩であることは判明ました(^^ゞ)
それが、まったく別の紫文師匠とのご縁から、こうしてつながり、高崎まで赴いたのですから。


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さて、いかにも名門というような佇まいの校舎。
そして会場になっていた体育館に案内されて、びっくり。
なんと850人の聴衆が待っていました。もちろん、事前に知らされていたのですが、100人以上の人を前にするのは中学校の全体朝礼以来なので、どうにも感覚的に分からなかったのです。




やっぱりステージからはすごい光景です。(いつもなのですが、話す私は写真撮れないので、ステージからの写真はありません。すみません)
公開授業とPTAの教養講座を兼ねていたので、生徒640名、保護者180名、先生や関係者30名でした。もちろん奥の方の顔はよく見えません。
ということもあってか、それほど緊張はしませんでした。もうこうなったら、まな板の鯉です。


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タイトルは「きれい!かわいい! 本当の日本美術」
お話の前半は、「日本文化は、もともとはド派手だったんですよ~」ということを中心に、高松塚古墳、東大寺大仏殿、阿修羅などの色あせた現状と、デジタル画像処理したド派手な復元画像を見比べながら、日本美術の「きれい!」「キラキラ!」な面を見せると、会場がどよめきます。
ド派手な血は脈々と流れていることを象徴するために、「道頓堀と大阪のおばちゃん」を例に出して、実感してもらえるように一所懸命語りました。
何となく納得してもらえたのか、ときどき笑い声も上がります。


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後半は、「ド派手な色をそのままでなく、暗い中で見ていました」ということで、ダイレクトに伝わる鮮烈な色の強さではなく、ちょっと控えめに輝く「かわいい!」面に触れていきました。
その例として、持参した淀殿の打掛を代表の5名の女の子たちに着ていただきました。会場を暗くして、これも持参した室内の電気スタンドで横から光を当てます。
光はこれだけ。日本家屋は上からの照明がなかった、横からのわずかな外光でキラキラ赤く輝く着物を遠くから見ていただきます。


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広い体育館ですが、考えてみれば大阪城の大広間で上座に立つ淀殿の姿は、下々の家臣にとってはこのくらい遠く、幻想的に見えたかもしれません。
そういう意味では、今回、見にくい環境がかえってリアルだったと言えるのではないでしょうか。私自身、ステージから降りて、遠くから眺めてみたかったな……。


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お話が終わった後も質問も数多くいただき、みなさんに楽しんでいただけたことを実感しました。
そして最後、大きな花束も!まるでリサイタルを終えた歌手のようです(^^ゞ
校長先生からは終わった後に褒めていただきましたし、終了後すぐ帰られたPTA会長も楽しかった、というお話を後から伺い安堵いたしました。
家に戻った副会長のお嬢さんが「面白かった」と言っていたそうなので、お世辞分を差し引いても、成功だったといってもいいのではないでしょうか。


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今回も手ごたえを感じた、この「次の世代へ本当の日本美術を伝える活動」、これからも積極的に実施してまいります。もしこの記事を読んで興味を持たれた学校関係者、自分の子どもにも聞かせたいから学校に来てほしいと思った方、どうぞ、当サイトの「お問い合せ」よりご連絡ください。
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まずは、お気軽にご相談していただければ嬉しいです。今回もそういう始まり方でした。

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