色あせた日本美術や白黒写真画像&映像をキレイにしたり、加工したり、カラー化したり。レタッチ技術で、ライフスタイルをもっと楽しく、美しく。

さる6月25日(水)、北九州の八幡にてワークショップやって参りました。題して「〜天才CG復元師・小林泰三の〜 知れば知るほど面白い、日本美術の秘密」。大そうなタイトル!
いつも私を応援して下さる脚本家・高坂圭さんが、私の最初の著作「日本の国宝、最初はこんな色だった」に感銘を受けて、すぐに私に連絡を下さったのが始まりです。
その方はいつも私を「天才!」と持ち上げて下さるので、このタイトルなのです。

プリンチE

そんなご縁から始まり、実はこの地でお話をするのは3回目。それまでは、劇的ビフォーアフター形式で、総花的な内容にしていました。まずは関心を持って楽しく過ごしていただくために、エンターテイメントに徹したのです。
しかし今回、賞道のワークショップで重ねて得たある確信を、八幡の人々にぶつけてみようと思っていました。

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前日に、会場となります八幡東区の中央商店街「多世代交流スペースくるくる」に下見とご挨拶をと、商店街を歩いてますと、イベントのポスターが多数貼ってあり、そのどれもに「完売御礼」の文字が!
そうなのです、すでにチケットソールドアウト。高坂さんの人脈とSNSのお陰で、遠くに拠点を持つ人間のワークショップが、こんなことになるなんて、感激です。

当日、来場者を迎える会場のスタッフは驚いたと言います。と言うのも、やって来るお客様は地元の著名人どころか、八幡を拠点に世界的に活躍する芸術家も多数お見えになったのです。
ならばなおさら、私はこれまでよりももっと強いメッセージをぶつけてみようと、気持ちを引き締めました。

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お話ししたのは「阿修羅」と「高松塚古墳とキトラ古墳」の二本立て。
しかし一本筋は通っていて、阿修羅で「いかに現代の日本人は昔が見えてないか」ということを、2つの古墳では「デジタル復元で初めて分かった、昔の日本人の能力」についてお話ししました。
つまり、本当の日本人はスゴかった、とお伝えしたかったのです。現代の高度な文明の中で暮らす私たちは、どうしても物がない昔を不便だ、貧しいと思いがちです。しかし実は、昔の日本人も情報をうまくキャッチし、それを巧みに工夫して消化し、その痕跡を芸術に残しているのです。

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私の確信は、事実として実りました。
皆さん本当に喜んで下さり、もっともっと聞きたい、との感想をいただきました。
年に一度、やりたいね〜という話も決定し、なんと、次回は「ふすま絵&屏風」というところまで進んでしまいました。
本当の日本人の姿を知り、その豊かな心情に思いを馳せる。当たり前のことを、皆様に伝える活動は、こうしてだんだんと広まっております。

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