色あせた日本美術や白黒写真画像&映像をキレイにしたり、加工したり、カラー化したり。レタッチ技術で、ライフスタイルをもっと楽しく、美しく。

ちょっと前になりますが、世界最大級の寺社フェス「向源」がGWに行われました。その際の私のワークショップのご報告です。

私の担当するワークショップ「体感! 飛び出す阿弥陀、うごめく地獄」は最終日5月5日のこどもの日に行われ、その日はとっても清々しい恵まれた晴天となりました。
増上寺

……なのに、体験するのはまずは地獄……
真っ暗やみの中で、「地獄草紙」を堪能。みなさん、平安の闇の「ぞぞぞ」世界に浸っていました。
image

今回の目玉は、なんといっても「山越図阿弥陀図屏風」。
画像制作が間に合うかドキドキの突貫工事でしたが、どうしても皆様に体感していただきたい一心で、がんばって間に合わせた正に底力の力作です。
思った通り、事前からその面白さは伝わっていたようで、このワークショップの予約は事前で満員になりました。
ホント、最近皆様の反応が素晴らしく、手ごたえを感じております。

実際に体感していただきますと、本当に西の極楽浄土から迎えに来た阿弥陀様が、目の前に迫ってくるのがわかります。
阿弥陀引き
とにかく、実際に横たわりながら見上げるだけでも迫力が違うのに、阿弥陀様のお顔をよく見ると、白毫(びゃくごう)部分が、ピカーッ!!
阿弥陀アップ

この迫りくる迫力に、しばしば唖然とする皆様の顔が、たまりません。

どうです、この明解さ。
報道もこの明解さはビジュアルになると思われたのでしょう、仏教関係の新聞社「中外日報」のホームページには、「向源」を紹介する記事に、私のワークショップの様子、つまり「山越阿弥陀図」を鑑賞する様子の写真が掲載されたのでした。
中外HP

日本美術の基本は、これほど分かりやすくなっています。
ただし、ちゃんと当時と同じ鑑賞をしないと、本当の意味が伝わりません。だから「『賞道』で、ちゃんと体感しましょう!」と、熱く語りながら、語り続けているのです。

そういう意味では、私もひとりの修行する身であります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA